お葬式でのマナー、女性の喪服に合わせる足元

2017年06月07日
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人生には、誰もが必ず通る道があります。お葬式への出席もその中の一つです。凶事は無いに越したことはありませんが、生きて行く以上、いつかは直面します。避けられません。いざお葬式があった時に悩んでしまうのが、葬儀へ出席する際のマナーです。

何度か経験していても、細かなマナーや決まりごとなどは、案外忘れてしまうもの。土地によっても慣習が違い、葬儀の席での常識も違ってきます。そんな中でも、女性の服装にはいくつかの共通したマナーがあります。黒い服を着る、というのは大前提ですね。

しかし意外と知られていないのが、その足元。ストッキングの厚みです。女性のストッキングには様々な厚みの違いがあります。パッケージなどに?デニール?という単位で示されているものが、厚みの表記です。一般的に「ストッキング」と呼ばれるものには、20デニール、30デニール、40デニールのものが多いようです。

喪服に合わせるということで、色は黒を選ばれるかと思います。そこまでは殆どの方が正しいマナーに則っていますが、厚みに関してはまちまちです。厚みは、?肌がうっすら見える程度?のものが葬儀の服装に最適なものとされています。

具体的には、30デニール以下の厚みのものが適切です。葬儀というと「全く肌を見せないことが正しい」というイメージがありますが、「足元に関しては逆」と覚えておきましょう。